今の自分を、そのそのまま受け入れられる
自己受容という言葉を、私たちは耳にタコができるほど聞いてきまた。
しかし、30年間、東京・表参道の第一線で漢方身体均整院を営み、責任という重圧を背負い続けてきた私にとって、それは決して生易しいものではありませんでした。
かつて私は、思い通りにいかない不確実な現実に対して、イライラし、せかせかと心を忙し、悲しみのエネルギーに飲み込まれそうになる日々を過ごしていました。
その苦痛から逃げたい一心で、あるいは「やっと」の思いで責任を果たすために、歯を食いしばって耐える事で自分を守っていたのです。
しかし、最近大きな気づかいありました。
それは、本当の受容力とは「現在に居られる力」であるということです。
※「耐える」と「居る」の違い
私たちは苦しい時、心の中ででその場から逃げ出しています。
体がここに居ても、意識場「どうしてこうなったのか」という過去の後悔や、「これからどうなるのか」という未来の方にへと飛び火します。このつまり、今この瞬間の不在である事こそが、苦しみの正体でした。
※受容力とは、諦めることでも、ただ我慢することでもありません。
【今、この瞬間の感情を十分にかみしめ、そんな自分を内側から支えること」】
逃げも隠れもしない。ただ今の自分と共にここに居るその静かな覚悟こそが、本当の意味で事をやり遂げ、時を待つための回復力になるのです。
※身体という「器」を整える
感情とは、身体という器を通り抜けて行くいくエネルギー波に過ぎません
私たちが感情を抑制してを怖がり、逃げようととするのは、器である体ががカチンカチン硬くなっているからです。
私が、良い食事を摂り、散歩をし、ストレッチや瞑想、旅行を欠かさなかったのは、知らず知らずのうちに、この嫌な感情を流せる器をメンテナンスするためでした。

今を耐えることを辞め、今に居る事を自分に許した時、長年私を悩ませていた不眠の時間は驚くほど経っていきました。
不確実な事をコントロールしようとする手放し整えた体という【家】に、ただ安らぐことが出来るようになったからです。
働く女性たちへ
※もし今、あなたが何かに耐え、逃げ出したいほどのプレッシャーーの中にいるのならなら、どうか思い出してください。
大切なのは、強くあることではなく、「今ここに居られるように自分を支える事」です。
身体を整え、呼吸を深くし、湧き上がる感情をただ流れるエネルギーとし眺めてみる。
その今に居られる、今に集中するこそが、あなたを本当の意味で自由にし、未来を切り抜ける力になります。
30年の経験を経て、今、私は確信を持ってこの「受容力」という知恵を、身体と心の両面から伝えていきたいと考えています。
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