最近、足の親指の付け根が突き出て痛む!
【靴が合わなくなってきたけれど、年齢のせいかしら?」】
日常の施術の中で、このような【外反母指(がいはんぼし)】のお悩みを伺う機会が本当に増えています。
特に女性、その中でも【50歳を過ぎた世代】の女性における割合は圧倒的です。
実は、
外反母趾は単に【足の指が変形して痛む】というだけの問題だけではありません。
土台である足元が崩れ事で、膝、股関節、そして腰へと歪みが連鎖する事、
見るのがお気の毒になるほどの痛みに悩まされている方がたくさんいらっしゃいます。
今回は、なぜ40代以降の女性に外反母趾が急増するのか、
そしてなぜ姿勢が根本改善の最大のポイントになるのかを、
東洋医学と身体均整(バランス)の視点からわかりやすく解説します。

1.なぜ40代以後の女性に「外反母趾」が圧倒的に多い多いのか?
若い頃は何ともなかった方でも、40代を境に急激に変形が進むケースが多々あります。これには明確な3つの理由があります。
※閉経後の女性ホルモン減少と【靭帯の緩み】
女性は閉経を迎えると、骨や靭帯のしなやかさを保つ【エストロゲン】というホルモンが激減します。これにより、足の裏のア−チ(土踏まずなど)をささえる、足がベタッと横【開張足(かいちょうそく)】になりやすくなります。広がった足先が靴に圧迫されることで、親指の変形が一気に加速するのです。
※長年の【歩き癖・履き物習慣】の蓄積
(若い頃に無理してハイヒールや細いパンプスを履いていた)(足に合わない靴で歩き続けていた)という、数十年負荷ためじが貯金のように蓄積し、筋力が低下してくる40代代以降に一気に表面化してきます。
※東洋医学でみる【腎気(じんき))の衰え
東洋医学では、加齢に伴う変化を腎のエネルギー衰えとして捉えます。漢方において腎は骨を司ると言われ、腎気が不足すると骨や関節がもろくなり、変形しやすくなります。
また親指【肝(筋肉や靭帯を司る)】や【脾(肉体の張りを司る)】の経絡(エネルギーの通り道)の起点でもあるため、気血の巡りが悪くなると、関節が硬くなり痛みや変形が生じやすくなります。
2.足元の崩れが腰や股関節を直撃する理由
家を思い浮かべてみてください。例えば、土台(基礎)が傾けば、柱も歪み、やがて屋根まで大きく傾けしまいますよね。人間の体も同じです。
外反母趾によって足元のクッション機能(アーチ)が失われると、歩くたびに地面からの大きな衝撃がダイレクトに膝や股関節、腰へと突き上げていきます。
さらに、不安定な足元をカバーしようとして、お尻の奥の筋肉や腰の筋肉が常に異常な緊張を強いられるため、慢性的な股関節痛や重い腰痛、坐骨神経痛などを引き起こしてしまうのです。
痛むのは「腰や股関節」でも、本当の原因は足元の姿勢歪みにあることが非常に多いのです。
3.根本的解決の鍵とは姿勢(全体の均整)」にあり!
痛む腰や股関節だけを揉んだりマッサージしたりしても、土台が傾いたままではすぐに痛みが戻ってしまいます。
そこで最も重要になるのが姿勢の再構築です。
全体のバランスを整える!
足元の骨の並びを意識し、骨盤の正しい位置に戻すことで、股関節や腰にかかっていた無理な負担を根本から解放します。
私も少しだけ左足親指が外反母指ですが、
毎日姿勢を真っ直ぐする事を意識する事、足指全体をまんべんなくつかい歩く練習、さらに足の左親指を右方向に引っ張る、回す、揉む事で、今でもハイ昼を履きますが、それよりひどくならなく済んでます
年齢や長年の習慣だからと諦める必要はありません。
外反母趾やそれに伴う腰・股関節の痛みは、体全体のバランスが崩れでいるという体からのサインです。
足元をいたわり、全体の姿勢(均整)を丁寧に戻せていくことで、何歳からでも体は応えてくれます。
再びシャキシャキと心地よく歩ける健やかな毎日のために、まずはご自身の立ち姿勢から見直してみませんか?
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