腎臓の精を守りながら健康に生きる東洋医学の知恵!



5月も終わりを迎えました。

新年度から続いた忙しさや環境の変化、人間関係への気遣い、仕事上の責任などで、知らず知らずのうちに心身酷使していた方も多いのではないでしょうか。

東洋医学では、生命根本と考えます。



には精と呼ばれる持って生まれた生命エネルギーや成長、回復蓄えられているとされています。

腎臓の役割の画像!



腎が充実していると、

疲れにくい
回復が早い
決断力がある
落ち着いて行動できる
将来への不安に振り回されにくい

という状態になりやすいと考えられています。

反対に腎が疲れてくると

・足が重い
・腰がだるい
・疲れが抜けにくい
・頻尿傾向
・気力が続かない
・先々のことが不安になる

などの状態が見られることがあります。

私は長年の施術経験の中で、腎臓の疲労は単なる加齢だけではなく、責任心配積み重ねによっても起こると感じています。

仕事の責任。

家族への責任。

将来への不安。

言わなければならないことを耐え続ける緊張感

こうした心理的圧迫が長期間続くと、東洋医学でいう肝臓緊張や腎臓の消耗が同時に起こりやすくなります。

均整法の視点から見ても、このような方は腰部の緊張や下半身の重だるさ、呼吸の浅さが見られることがあります。

だからこそ大切なのは、「頑張ること」だけではなく回復力です。

私自身も、仕事が終わったらその日に整理できることは整理し、自宅ではできるだけ身体と心を休ませる時間を意識しています。

明日の事は明日考える

それもまた腎を守る養成の一つだと思います。

腎を養うとされる食材

東洋医学では次のような食材腎を補うと考えられています。

黒ごま
黒豆
ひじき
わかめ
昆布

くるみ

小豆
きのこ類

冷たいものの摂り過ぎを控え、温かい食事を心掛けることも大切です。

腎を補う代表的な漢方

東洋医学では体質に合わせて漢方を選びますが、代表的な処方としては、

八味地黄丸(はちみじおうがん)
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
六味丸(ろくみがん)

などがよく知られています。

ただし漢方は体質によって適否がありますので、専門家の相談をおすすめします。

腎を元気にするとされるツボ

湧泉(ゆうせん)
足裏の中央よりやや上にあるツボ。
疲労感や気力低下の養生によく使われます。

太渓(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間にあるツボ。
腎経の代表的なツボです。

関元(かんげん)
おへその指4本ほど下。
身体を温め元気を補う養生として知られています。

強く押すのではなく、心地よい程度に刺激してみてください。

人生は長距離走です。

東洋医学では、健康とは単に病気がない状態ではなく、人生を最後まで自分らしく歩き続ける力とも考えます。

5月の終わり。

頑張った自分を少し労わりながら、未来の自分のために生命のタングの腎を守っていきたいものですね。

#東洋医学#腎臓#疲れやすい#頻尿#不安#ツボ#漢方薬#緊張#生命エネルギー