東洋医学の症状別対処法

(1)頭痛 (2)せき (3)神経性胃痛 (4)便秘 (5)足の痛みと腰の関係 (6)朝起床障害症 (7)天気により体が不調になる (8)血液(9)腹痛 (10)月経前症候群 (11)鼻炎 (12)めまい (13)腰痛の種類 (14)首こり


東洋医学の症状別対処法:(1)頭痛

頭痛には外因と内因があります。
・外因 … 自然体の邪気(風、湿、寒、乾)
・内因 … 体の環境によること

A)病気が原因で起こる頭痛
B)環境性の頭痛 → ストレス、季節の変化、体力の低下
C)栄養不足が原因で起こる頭痛 → B6、良質たんぱく質、Mg、Feなどのミネラル
D)内臓不調が原因で起こる頭痛
E)血液不良からくる頭痛

あなたの頭痛は、どんなタイプ?

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東洋医学の症状別対処法(2):せき

多様の原因により、せきが出る方がいます。
原因としては風邪が多いのですが、精神的なことからくることもあります。
せきもストレスで長引いたりするのです。

あなたのせきは、どのタイプ?

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東洋医学の症状別対処法:(3)神経性胃痛

胃ほど精神面と関わる内臓はないですね。
不安があり、恐れ、心配で神経をすり減らすと、胃の機能障害が起きたりします。

例えば、消化ができなかったり、お腹が張ったり、腹なり、腹痛などです。
この症状を神経性胃機能障害とも言います。

神経性胃機能障害は、すべての方に起こるのではなく、
日頃の生活習慣や考え方のクセによって、
症状があらわれます。

<神経性胃痛になりやすい性格と体型>

F6

F6 上半身より下半身が太っている

・自律神経が崩れやすい
・環境変化に時間がかかる
・受け身の傾向
・安全を好む

これらのことから神経性胃痛になりやすい

F3

F3 左肩が下がり、左骨盤が下がる

・左肩の下がりで胃が刺激されやすく、
 胃拡張のために暴飲暴食傾向
・気が付きやすい
・敏感に反応しやすい
・感情的でわがままな傾向
・外的に出るのが好きなので、ストレスを
 受けやすく神経性胃痛になりやすい

F8

F8 足が長く、上半身が痩せている

・呼吸器が弱い
・気力が乏しく、人間関係が下手
・引きこもりやすく内向的
・好き嫌いがある

ノイローゼや神経性胃痛になりやすい

特にこの体型と性格に当てはまる方は、
生活習慣の変化、自然体の変化、精神的なストレスによって、
胃の不快な症状が出やすいです。

胃の冷え、食べ物に気を配り、精神的な負担を自分の責任として受け止める
心の習慣をつけ、胃を案じるように心がけましょう。

いちばん大切なのは、同じ時間に起き、いつも同じ時間帯に食べることで、
なるべく胃のリズムを正し、胃の負担を避けるようにすることです。

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東洋医学の症状別対処法:(4)便秘

便秘の理由はいろいろで、便秘の種類もいろいろ。

<対処法>
ある症状がある方、病気がある方を除いて、
便秘は根気よく自己ケアを続ければ改善される症状です。

・バランスのよい食事、呼吸を整える習慣をつけ、
 一日三食、決まった時間にきちんと食べる
・体を温める
・ストレスを溜めない
・軽いストレッチや運動を通じ、体力をつける

これらを続けていけば、便秘は改善できます。

便秘をしたときには
腰とお腹がかたくなりがちなので、よく揉みましょう。

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東洋医学の症状別対処法:(5)足の痛みと腰の関係!

病気ではない」足の痛みは、腰と関連性がある!
理由は足の痛む場所により腰の筋肉神経分布が関わるから。

例えば、大腿骨の所が痛くなると腰の2番が不調が見られる傾向にあり下腿部の内側が痛くなると腰の4番に不調が見られる傾向がある。

しかし骨は腰の原因で痛むことが多い反面!

※足の痛みは糖尿病、白血病、運動による痛み、坐骨神経痛による痛み、血液再生不良による痛み、むくみによる痛みなどによる原因からの痛みがあるので足の痛みが、長期になればその原因を取るのが好ましいです。

足が痛いときには原因を知り取っていく中で、足のふくらみや足の痛むところ、特に足裏のかたい所を揉む習慣をつけると足の痛みが割と早く改善されることもあります!

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東洋医学の症状別対処法:(6)病気でもない朝起床障害症

不眠症と違い眠れているのに朝になると布団からなかなか抜けられなくなる状態!

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東洋医学の症状別対処法:(7)天気により体が不調になる理由!

急に気圧が高かったり下がったり、暑かったりなど、気候が不安定な時には体もある変化を向かい腰痛や膝痛、関節痛、肩痛などの骨格レベルの痛みだけではなく、低気圧や心の沈み、だるさ、体の重さなどが加わり、内臓まで影響をきたす。
特に機能性胃障害、腸の不調までいたり、体の不調だけではなく、心の具合まで少々狂ってしまうことがしばしばあります。

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東洋医学の症状別対処法:(8)きれいな血液は健康の基本!

もしも血液が汚れると、脳、体、精神が不調になります。


このように、血液は質により不健康にも健康にもなります。現代、病院では血液検査で70%の症状を割り出す事ができます。
ですので、血液は人間の生活結果で作られているかもしれません。
体に必要な血液は、鼻で吸う空気、口から入る食べ物が体内に入り、内臓の相互作用から体に必要な血液が作られ、心臓の働きにより全身に回るのです。

ですので、きれいな空気、良い思考、また良い食べ物がいかに重要であるか理解できます。
また血液は人間の体から作られたことから、人間の周囲の環境から血液質は影響されますね!
特に血液とは現在、自分のすべての結果です。

※よい血液を作るために!難しいことはないのです。

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東洋医学の症状別対処法:(9)腹痛

腹痛とは、体にかかる圧力により生じることが多い。(ストレス腹痛)
体にストレスが多い時に腹痛は感じやすい。

※腹痛は婦人科、腹炎の病気からも現れる、
また、虫垂炎、内臓問題、便秘、腎臓性尿結石などからも現れます。

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東洋医学の症状別対処法:(10)月経前症候群

生理前に精神的浮き沈みが起き、体には無力感、月経の乱れ、だるい、疲労、やるきなし、むくみ、不眠などが起きること。

月経前症候群は、更年期統合症のような症状が現れる。
心身健康になれるよう、生活バランスを取ることが重要である。

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東洋医学の症状別対処法:(11)鼻炎

鼻水、鼻づまり、嗅覚変化まで様々な症状が出る。
急性、慢性副鼻炎からでも鼻炎症状は現れる。

漢方医学では陰が極まると陽に転じると言われます。
この論理により、風や寒が過ぎると熱に転じます。

・肝臓の役割の中で人の情志活動を司ることがあります。
このリズムがこわれると怒りやすくなりいらいらせかせかするのです。すると体には火が出やすくなり、この火は陰液である血液を浪費するので、肝臓の血液貯蔵作用が乱れ、肝臓胆は火に犯されます。

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東洋医学の症状別対処法:(12)眩暈(機能性・機質性)

(脳から来るか耳から来るかを分別する)

理由 
日頃冷え症がある方
胃腸、脾臓が弱く考えすぎのため、気血不足で湿が生じやすい。脳に栄養が行き届きにくい。
腎臓の水液不足でいらいらしやすく、また怒りやすく、甘い食べ物脂っこい食べ物を好む。頭痛や顔面が赤いことを伴う方

<眩暈の種類>

【機質性眩暈】
[A]メニエル
  内耳に水ぶくれができて、耳鳴り、吐き気を伴う眩暈
[B]耳石性眩暈
  頭を左右に動かす時に起きる眩暈

【機能性眩暈】
[C]起立性眩暈
  起きる時に起こる眩暈
[D]方向性眩暈
  方向を変え物を取る時に起きる眩暈
[E]ストレス眩暈
ストレスがあり、頭の重さを伴う眩暈
[F]偏頭痛眩暈
偏頭痛を伴う眩暈
[G]免疫低下眩暈
体力がない時に起きる眩暈

<眩暈を伴う症状>

高血圧、動脈硬化、内耳性貧血、神経質

<自分でできる眩暈処置>

眩暈は脳から来るか耳から来るかを分別することから始まります。
根本的な機能性眩暈を解消するためには、元の原因を取ることから始まります。

眩暈は
 ①冷え症の改善
 ②思考のし過ぎを辞め、消火器を健康にする習慣を取る。深呼吸で心肺力をつけ、体に水分代謝が円滑に行くようにする事。
 ③過労しない事
 ④遅くまで起きていない事
 ⑤目を酷使しない事

が大切である。

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東洋医学の症状別対処法:(13)腰痛の種類

腰痛は内臓不調による事以外、内臓(胃、腎、消化器、婦人系)、心的、体環境の変化より発生することが多い。
腰痛は、腰にかかるあるストレスからの痛みが多いからである。

均整学からの腰痛の種類は、
ストレスがある、腰ストレスによる
 ①椎骨変性症
 ②椎骨角度異常
 ③腰筋膜症
 ④腸腰筋症
 ⑤ヘルニア
 ⑥仙腸関節変異症
 ⑦腰仙変異症、黄色靭帯肥厚症
 ⑧椎骨過動症
 ⑨棘関筋内断裂症
脊椎そのものの異状である
脊椎分離症、すべり症、間接変異症、変形症、変形股関節症
などがあるのです。

腰痛はある原因があるので、その原因を取って改善されなければなりません。
痛みの特徴としては、①~⑦は姿勢の歪みが理由で来ることがあるので、内臓を整えて、くつろぎ姿勢を短くし、意識した正しい姿勢をすることが必要である。
つまり①~④は長い時間同じ姿勢をすることで来る痛みが多いと言うことであります。⑤は、腰より足の方が痛くなるのが特徴であり、⑥はどちらかのおしりのところに痛みが起こり、⑦は両足の下やおしりと足の外側が痛い、⑨ははげしい痛みで前屈できない特徴があります。
痛みがある。それでも顧みなければならない。

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東洋医学の症状別対処法:(14)首(頚椎)こり

頚椎も腰と同じく頚椎変形、ヘルニア、寝違い、目の関わり、ホルモン関係やストレス頚こり、婦人科系異状関係、精神変動によるこり、胃腸関係の首こり、肝臓関係の首こり、頚椎コントロール異状、扁桃腺関係、声帯の関わりなどで頚椎の異状が現れます。また、天気の変化により首(頸)とは頭とつながりがあり、体と頭をつないでくれる大切な通路ですので、体に異状が出ると頚椎もその影響で悪くなることがあります。

また頚椎は頭を支えているので、同じ姿勢を長くすると頚椎がストレスを受け、椎骨歪みをきたし、頚椎不調を起こしやすくなります。特に頚椎ゆがみになりやすいです。頚椎ゆがみは体質により起こることもあるので、日頃気をつけると良いです。頚椎異状も生活習慣からくることが多いので、体質改善等に気を配ることが望ましいです。頚椎も根本的な理由を解消しないと、不調はずっと続きやすくなります。

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